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外来種アメリカカンザイシロアリとは

全国で被害拡大中

日本ボレイト

アメリカカンザイシロアリというシロアリをご存じでしょうか?
日本で住宅に被害を与えるシロアリは、おもにヤマトシロアリとイエシロアリという2種類ですが、近年全国で被害を広げているのが、外来種のアメリカカンザイシロアリです。
これから暑くなってくると、このアメリカカンザイシロアリの羽アリが飛ぶようになります。
すでに飛んでいる地域もあると思われます。
見分け方は他のシロアリと同様です。(羽アリの見分け方は4月のブログで解説しています)。あやしい羽アリがいたら日本ボレイト公式LINE『この虫しろあり?』までお問い合わせください。

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空からやって来る危険な侵入者
日本ボレイトアメリカカンザイシロアリの大きな特徴は、羽アリとなって空から住宅に侵入することです。
ヤマトシロアリなどが地下から住宅の基礎へと侵入してくるのに対し、アメリカカンザイシロアリは羽アリが窓や屋根近くの換気口などから入ってきます。
つまり、建築基準法で新築住宅に義務付けられている地面から1メートルまでのシロアリ対策では、侵入の防止にはならないのです。
もし、家全体に合成殺虫剤でシロアリ対策の薬剤処理をすると、住まい手の健康を損なう危険も大きくなります。
アメリカカンザイシロアリに対しては、成分揮発のないホウ酸による対策が唯一の選択肢となります。

予想もつかない様々な侵入経路
アメリカカンザイシロアリは、羽アリとしてやって来るとは限りません。
輸入された木材や家具、木製の様々な製品に隠れて、いつの間にか家の中にいるということがあるのです。
被害発見の目安となるのが、このシロアリが大量に出す「糞粒」です。

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アメリカカンザイシロアリは、食べた木材を糞粒として、小さな穴から住宅の室内に排出する習性があります。
この糞粒は、ただの砂粒やごみと区別がつきにくいのですが、机に巣くっていたアメリカカンザイシロアリの糞粒がいつの間にか引き出しに溜まっていた、というような事例もあります。
柱の下や壁際などに、何度かたづけても砂粒が溜まっているなどの現象は、アメリカカンザイシロアリの被害の兆候かもしれません。
もともとその地域に存在していなくても、そうした輸入品から発生すると、そこから野火のように他の住宅へ広がっていくのがアメリカカンザイシロアリの被害なのです。

住宅の木材がいつの間にか空っぽに!
ひとつの巣に生息しているアメリカカンザイシロアリの数は、せいぜい数百匹と、他のシロアリに比べるとあまり多くありません。
しかし、その被害の与え方は苛烈で、天井裏の柱や梁など構造を支える重要な木材が、スカスカの空っぽになるような大きな食害をもたらします。

しかも、見た目はふつうなのに、触ったり押したりしてはじめて皮だけ残されて中身をすべて食べられていることが分かるという、やっかいな被害となります。 日本ボレイト

アメリカカンザイシロアリの被害は、一度出てしまうと対処に手間と時間がかかります。
住宅のあちこちに複数の巣を作ることが多いので、ひとつの発生個所を処理しても、翌年別の場所から被害が再発という事が多いのです。
そうした繰り返しに合成殺虫剤で対処するのは、住まい手の健康に深刻な影響を与えかねません。
前述した通り、アメリカカンザイシロアリへの対処には、安心・安全なホウ酸処理一択となります。
シロアリ駆除業者検索サイト「シロアリポリス」に登録されている業者は、すべてこのホウ酸処理の専門家です。
調査からしっかり対応する信頼できる業者がそろっているので、アメリカカンザイシロアリと思われるあやしい兆候が見られたら、ぜひシロアリポリスまでご相談ください!

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