"既存住宅"のほとんどはシロアリに対して無防備!
無機の「ホウ酸」は揮発しない、分解しない!
ホウ酸処理の最大の特徴は、自然素材ゆえの「安心・安全」であることと、無機鉱物だからこその「効果が長期に渡り持続する」という2つの点です。そして、この2点は“既存住宅”のシロアリ対策を行ううえで大きな強みとなります。
一方で、日本のシロアリ対策で未だ主流となっている農薬由来の合成殺虫剤の場合、新築時に処理することができても、効果が数年しか持たないため、数年毎に再処理することが必要になります。新居に引っ越した後でも数年毎に経済的な負担を強いられ、何より、すでに住んでいるのにも関わらず、住む人の健康や環境にリスクのある合成殺虫剤を再び使用されることには大きな抵抗感があるのではないでしょうか。そもそも、再処理すべき部分は壁の中などに隠れてしまっているため、床下など限られた部分にしか処理できないのが現実です。再処理してもなおシロアリ被害のリスクが残ってしまうにも関わらず、住む人に健康リスクを負わせてしまうという、本末転倒なことになってしまうのです。
こうした理由からも再処理そのものがそもそもされておらず、日本の既存住宅のほとんどはシロアリに対して無防備になっているのが現実です。

"再処理"という負のスパイラルを「ホウ酸」で断つ!
たとえ新築時に合成殺虫剤で処理されていたとしても、再処理が必要になる数年後にホウ酸処理を選択すれば、こうしたリスクを小さくすることができます。冒頭でご説明した「安心・安全」と「効果が長期間持続する」という2つの点がそれを可能にするからです。 安心・安全なホウ酸であれば、住みながらシロアリ対策が行え、一度処理すれば、水に流されない限り効果がずっと持続するので再処理する必要がなくなります。新築時にホウ酸処理していないからといって、合成殺虫剤による再処理を受け入れ続ける必要は全くないのです。合成殺虫剤処理による負のスパイラルから抜け出し、安心して住み続けることができるようになる。それが、既存住宅にこそホウ酸処理をお勧めする大きな理由です。
「ホウ酸」で既存住宅の全てを、安心して住み続けられる家に
しかし、実際にシロアリ被害や健康被害に遭われたなど必要に迫られない限り、合成殺虫剤や再処理の問題を疑問に感じる機会はなく、残念ながらホウ酸という選択肢があることをまだまだ多くの方は知りません。そこでカギになるのが工務店さんという存在です。
ホウ酸処理を標準採用されている工務店さんにとって、自社以外で新築された住宅の全て、つまり、ほとんどの既存住宅がホウ酸処理の対象物件となります。先述したリスクをご説明し、健康被害やシロアリ被害を回避できる方法を教えてあげてください。再処理のタイミングだけでなく、改修やリフォームを機に採用いただければ、多くのお客様に末永く安心して住み続けていただくことができるわけです。ホウ酸処理によりお客様からの信頼を獲得できれば、その工務店さんにとってもハッピーとなるはずです。ホウ酸処理を標準的に採用されている工務店さんは真に「お客様ファースト」であることを、ホウ酸処理を通してアピールすることができることになります。

新築依存から既存住宅を生かしていく産業構造へ
物価や建材価格の高騰などにより住宅の新築需要は減少傾向で、多くの工務店さんが“新築依存からの脱却”を迫られています。しかし、その一方で、ほとんどの既存住宅はシロアリに対して無防備な状況にあるわけで、新築需要が減ったとしても膨大なストックとなっている既存住宅へシフトすることができれば、より多くの住宅の長寿命化に寄与できることとなります。そしてそれはまさに工務店さんの重要な役割であると思います。
新築、既存住宅に関わらず“ホウ酸処理”が社会に浸透していくことは、それ自体、社会貢献であり、持続可能な社会へシフトするうえで欠かせない工務店の存在意義となるはずです。建材価格の高騰という危機を、既存住宅の長寿命化への良いきっかけとして捉えていただくことができれば、末永く安心して住み続けられる家が日本中に広まることにつながります。工務店さんは業者からの提案よりもお客様からの提案にはより耳を傾けられるはずです。お客様の声が、日本の住宅の長寿命化へのきっかけになれば幸いです。
<ご案内>
写真1枚でシロアリ被害を診断する新サービススタート
日本ボレイトでは、2025年4月より、公式LINEサービスを刷新し、新たに「この被害、しろあり?」をスタートしました。これまで当社が提供していた人気サービス「この虫、しろあり?」の進化版で、全国の優良ホウ酸系シロアリ業者を紹介する「シロアリポリス」上でも好評を博していたLINEサービスを、よりユーザーの“被害そのもの”に寄り添う形でリニューアルしたものです。「もしかしてシロアリ被害?」と思ったその瞬間、スマホで写真を撮って送るだけで、専門スタッフが画像から被害の有無を無料で診断。とくに厄介な外来種・アメリカカンザイシロアリにも対応しており、豊富な現場経験を持つスタッフがスピーディーに見極めます。春から夏にかけてのシロアリ群飛シーズンを前に、全国で被害への不安が高まる中、“虫じゃなくて被害”にフォーカスした新サービスとして、より多くの方のお役に立つことを目指します。
無機の力でいつまでもシロアリ被害を防ぐ2つの新商品
自然素材であるホウ酸を利用したシロアリ対策商品やサービスを提供している日本ボレイトから、この冬2つの新商品がリリースされました。一つは「ボレイト防蟻コーク™」と名付けられた、貫通配管や水抜き穴などの基礎周りの隙間を塞ぐ一次防蟻処理(シロアリ侵入経路遮断処理)のための商品で、もう一つは、基礎断熱仕様の住宅の基礎断熱材からのシロアリの侵入を防ぐための「シロアリエンキリテープ™」です。
いずれも「ホウ酸」や「銅」という無機鉱物を有効成分としているため、効果が長期に渡って持続するのが大きな特徴です。どちらも施工の際、工具は不要なので床下など狭い場所での作業やDIYにも向いています。
特に、シロアリエンキリテープ™は、シロアリリスクが高いとされてきた基礎外断熱仕様の住宅にとって、心強い味方になってくれる商品となります。ぜひお試しください。
ボレイト防蟻コーク™の施工例
銅配合防蟻テープ「シロアリエンキリテープ™」
一方のシロアリエンキリテープは、防蟻成分としてホウ酸ではなく銅を使っており、ホウ酸同様無機鉱物なので防蟻効果がずっと続く点が従来までの殺虫材を使った防蟻テープとの最大の違いとなります。シロアリエンキリテープを基礎天端の断熱材と基礎立ち上がり間の隙間を塞ぐようにして貼り付けることで、そこからのシロアリの建物への侵入を防ぎます。シロアリ対策が大きな弱点になっていた基礎外断熱仕様の住宅にとって、大変心強い商品となるはずです。2つの新商品は防蟻成分として、ホウ酸と銅といういずれも無機鉱物を採用していることから「無機の力でいつまでも」をキャッチフレーズにしています。
シロアリの侵入経路
シロアリエンキリテープ™の施工例
「ボレイト防蟻コーク™」「シロアリエンキリテープ™」の詳細についてはこちらから↓
https://store.borate.jp/
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