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「夏は扇風機だけで過ごせます」という人もいます。

さすがに、猛暑の夏はクーラーをつけるでしょうと思うのですが、「それでもエアコンを使うのは、ひと夏に3~4回」というお客様が多いのは事実です。

「風通しがいいし、夏でも床がベタベタしなくて、快適だから」と言うのです。
どうしてでしょう? 答えの1つは、その構法にあります。

たとえば「自然素材の家」のなかでも最も人気がある「板倉の家」は、古代から伊勢神宮などの神社建築に用いられてきた「板倉づくり」で建てられています。これは穀物を保存するために考え出された構法で、賢牢かつ温湿度を一定に保つことができるよう工夫されています。

さらにもう1つの答えは、木という素材の特性にあります。

まずはその熱伝導率の小ささ。鉄やコンクリートに比べてはるかに熱伝導率が小さいため、夏の暑さや冬の寒さを室内に伝えにくく、それ自体が優れた断熱材となるのです。

それから調湿機能。調湿とは、室内の湿度が高い時には吸湿し、湿度が低い時には放湿して、
室内の湿度を一定にコントロールすること。この機能のお陰で自然素材の家は、夏はベタベタせず、
冬は乾きすぎない、快適さを保っていられるのです。


「夏は扇風機だけで過ごせます」という人もいます。

窓を開け、風を入れる、汗がひく
「気密性を高め、快適に過ごす」というコンセプトを基に、多くのビルダーが「高気密」を肯定していますが、弊社は、手放しには賛同できません。高断熱の良さは否定しませんが、窓を閉め切って機械的に暖かくしたり、冷やしたりして得られるのは、本当の快適なのでしょうか。

昭和の時代、学校終わると子どもたちは、汗をかきながら走って家まで帰ってきました。そして汗を拭く間もなく外に遊びに出かけ、夕日が沈み少し涼しくなる頃家に帰ってきたものです。どんなに暑くても外で元気に遊んでいました。それに比べて今はどうでしょう。

クーラーの付いている部屋でゲームをして過ごす。汗をかくことを嫌い外出しない。
今の子どもたちは、温度調節機能の要となる汗腺の数が親世代よりも少ないため、熱中症にかかりやすいそうです。

弊社のお客様は、猛暑の夏も、できるだけ扇風機で過ごしている方が多いのですが、きっと汗をかきながらもエアコンに頼らず、涼しく過ごす工夫をされていることでしょう。
機械に頼らず、できるだけ自然に、健やかに過ごすほうが身体にもいいし、子どもも伸び伸びと成長できるはず。 そう考えるお客様に、弊社は選ばれています。


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