高気密高断熱・・・その情報は本当にエコ?
近年増えてきた高気密高断熱住宅。
住宅の気密性を高めることは同時に、
自然からの環境を遮断してしまうことです。
気密性が高まるにつれてどんどん機械に頼った仕様になります。
トレカーサ工事では気密性よりも自然素材を生かした
通気性のあるお住まいをご提案しています。
ただし、ここで重要になるのは断熱性能。
今回はこの断熱性能についてのお話です。
断熱
・・・実は世の中には断熱効果のあるものがたくさんあります。
例えばふわふわのセーターを着ると暖かいですよね?
それはセーターにたくさんの空気が含まれているからです。
たくさんの空気層があると外気から断熱する効果があります。
木や和紙などの自然素材にはたくさんの空気層があり、断熱効果が期待できます。
<周壁を断熱する方法>
・周壁を古紙で断熱する。
・床を木材のフローリングにする。
・北側の窓もしくは壁の外に植林する。
※防寒する 家の中で最も熱が逃げるのは「窓」です。
窓を断熱できれば、体感温度を効率よく 上げることができます。
<窓を断熱する方法>
・窓に断熱ブラインドをつける
・窓をペアガラスにする(取り込む太陽の日射量は減らないので有効)
ひとは自然環境と断絶して暮らすことはできません。
この地球上で快適に暮らすには外環境を理解し調和することがひとの快適の近道になります。
「体感温度」のように自分の周辺温度を上げるだけでは暖かく感じることはできません。
周壁温度の調節はもちろんのこと、冬は太陽の日差しを利用したり、
夏は風通しを良くしたりして自然を取り込むことで人の体感温度を調節することができます。
※こうした工夫は家一軒にとどまることではありません。
家一軒よりビル一棟、地域全体で取り組めばその相乗効果は計り知れません。
更に言うなら、みんなで地球にやさしい環境づくりをする。
・・・それが自分にとっても快適な環境づくりに繋がるのではないでしょうか。
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