国産畳を見直しませんか

畳に使用される、い草は一般の市場では中国産が約80％を占めています。

昔ながらの日本の畳は、国産のい草と国産の稲わらで作った藁床で構成されていました。
現在の主流は、中国産のい草を使い、ポリスチレンホームを木質ボードでサンドした床材で構成されています。この流れはもちろん価格を抑える目的、と作業効率や防虫対策などから多く使われるようになりました。
中国産のい草は栽培期間中に使用される農薬や化学肥料が不透明で問題視する場合もあります。我々が扱うい草は熊本県産で生産者を指定しています。我々の生産者は国内の一般的ない草栽培で使用される農薬の半分以下に抑えて栽培される減農薬い草を用いた環境や体に配慮したこだわりの畳です。

い草は昔薬草としても重宝されていました。近年の研究ではリラクゼーション効果で集中力の向上なども話題になっています。和室から発せられる香りが要因の１つとされています。バニリンやフィトンチット・紅茶の芳香成分などが含まれており森林浴やティータイムのような雰囲気が醸し出されるのかもしれません。また、い草は芯がスポンジ状で多孔質な構造をしているため室内の湿気を吸ったり吐いたりするなど調湿性能を持ち天然のエアコンとも言われています。

日本の畳や置き畳は世界でどのように評価されているか。
欧米では、畳は床材として夏涼しく冬温かい優れた機能を持ちながら布団を敷けばベッドのような寝具としても使用される生活シーンに対応する多様化を持ちわせた高機能な床材として高い評価をする話も小耳にはさんだりします。
また、日本をイメージするには畳の空間をベースに、食文化のお箸・陶器や包丁・和装を代表する着物や浴衣・下駄など世界でも注目されています。

い草の生産者　小林さん　中村さん

価格表

※価格は五八間（江戸間・関東間）の価格です。本間は別途お見積りになります。
※半畳は上記価格の75％です。
※価格にはヘリは含まれています。（特殊なヘリは別途）
※既存のお部屋にピアノや金庫など動かすのに困難な物は別途お見積り（洋服ダンスや本棚はOK）
※新畳で既存の古畳の処分費は税別 1畳 2,500円です。（半畳は1,250円）
※上記の新畳の価格は藁床です。ボード床の場合は会員様価格から2,000円/1畳 引きになります。
※ヘリ無の表替えは既存の畳がヘリ無の場合のみです。
※ヘリ無に使用している畳表は目積表です。昔の琉球畳、七島い草を使用する場合は別途お見積り。
※どのランクも減農薬レベルは同じなのでご安心ください。
ちなみに：畳のランクは使用する「い草」の長さと使用本数で変わります。（見た目と耐久性が変わるという事です）

※標準サイズ（約）：縦85×横85×厚み2.5cm
※重量（約）4kg
※ヘリは茶色の1色のみになります
※側面は縫いつけています
※カラーは5色です。色の確認は担当スタッフからご連絡致します。

MORITA企画 WEBサイト