断熱と暖房で冬を暖かく過ごそう(その1)
■冷気を入れず、暖気を逃がさない
どのような暖房を使っても、室内の温度を保つためには、冬場の冷たい冷気を入れず、室内の暖まった空気を外に逃がさない工夫が必要です。
暖められた空気の逃げ道は、48%が窓などの開口部、17%が換気口、16%が外壁、10%が床、6%が屋根からと言われています。
この数字からも分かるように、開口部への重点的な対策が大切になります。
ドアや窓を閉めていても、熱の移動は生じます。
簡単なのは、カーテンやブラインドで冷気の侵入を防ぐことです。カーテンの場合には、丈を長めにして、床との間に隙間をつくらないようにすることです。
雨戸にも断熱効果があります。北海道のような寒冷地では、窓自体を二重にしている家も多くあります。昔ながらの障子も、断熱にはとても有効です。
Tweet