殺虫剤→ホウ酸へ、乗換えキャンペーン実施中!
先月に引き続き、乗換えキャンペーンに関する記事をお届けします。今回は、実際にホウ酸処理に乗り換えられた施工事例をいくつかご紹介することにします。
下記に紹介する事例は、主にホウ酸をシロアリ防除剤として使用する全国の優良シロアリ防除業者を紹介している「シロアリポリス」というサイトにて掲載している事例となります。下記以外にもたくさんの事例が紹介されていますので、併せて参考にしていただければ幸いです。
【事例1】
基礎外断熱仕様の住宅は要注意!
ベタ基礎、基礎外断熱仕様の既存の木造住宅にてシロアリの被害があった案件の対応事例です。基礎の外張り断熱材と仕上げ材の間、また、断熱材と基礎立ち上がりの間にシロアリの蟻道が無数にできていました。とりあえず断熱材を剥がして、土壌にアルトリセット200SCを散布、窓枠などにはホウ酸水溶液を穿孔注入処理して対策を行いました。
【事例2】
布基礎(床下が土壌)の古い住宅の施工事例
防湿コンクリートのない布基礎構造の既存の木造住宅の床下にシロアリの被害のあった案件の対応事例です。床下には蟻道がいくつか確認でき、土台や大引きなどにシロアリの被害が見られました。基礎立ち上がりと床下木部にホウ酸水溶液を噴霧処理し、在来浴室床下のモルタルと基礎立ち上がりの隙間はボレイトシールで塞ぎ、シロアリの侵入経路遮断処理を行いました。
【事例3】
アメリカカンザイシロアリの防除対策
築25年ほどの既存の木造住宅にてアメリカカンザイシロアリの駆除、および対策を行った事例です。基礎はベタ基礎構造、2×4工法のお宅です。3階南側の窓周りからアメリカカンザイシロアリの糞粒が発生しており、窓周りの漆喰仕上げの壁を開口してホウ酸水溶液の注入処理および噴霧処理を行いました。小屋裏への点検口が無かった為、新たに点検口の設置を行い、被害箇所へホウ酸水溶液を注入処理し、その後ホウ酸の粉を撒くダスティング処理もあわせて行いました。
【事例4】
スケルトン改修される際にホウ酸処理で対策
床下が土壌の布基礎構造の既存の木造住宅にてスケルトン改修される際にシロアリ対策としてボロンdeガード®を採用いただいた案件です。標準処理の施工範囲(基礎天端から1mの高さの木部と玄関・水回りは2階床組みまでの木部)にホウ酸水溶液を噴霧処理して予防対策を行ないました。
【事例5】
比較的新しい家では1次防蟻(シロアリ侵入経路遮断処理)も可能
防湿コンクリートが打設された布基礎構造の既存の木造住宅にてシロアリ対策としてボロンdeガード工法を採用いただきました。事前の調査で建物外周、室内、床下にシロアリの被害は確認できませんでした。まずは基礎を貫通する配管や水抜き穴、セパレーターの隙間などの基礎周りの隙間をホウ酸が配合されたボレイトシールやボレイトフィラーで塞ぎ、地下からのシロアリの侵入経路を遮断する処理を行いました。そして、基礎立ち上がりと床下木部にホウ酸水溶液を噴霧処理して予防対策を行いました。
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