いまの暮らしは複合汚染
いまの暮らし、生活は「複合汚染」と私は思っております。
食べ物の添加物や農薬、お家の中の化学物質、建材からの化学物質もあれば暮らしの中の洗剤や柔軟剤の化学物質もあります。
加えて電磁波はお家の中の電磁波の課題もあれば、家から一歩外に出た場合の電磁波もあります。
福島第一原発以降は放射線の課題もありますね。
カビやほこりの課題もあります。特にこの時期はエアコンのカビの課題もあります。
そのほか複合汚染という範疇からはそれますがお家の中の温熱環境や湿度の課題、また室内と屋外との温度差による身体に与えるインパクトなどもあります。温熱環境の身体へのインパクトは想像以上に大きいですので注意が必要です。
冬場はヒートショックによる悲しい事故が多いですが、夏場でも温熱環境の変化は身体に与える影響はとても大きいですので気をつけましょう。
私は食べ物の添加物や農薬、お家の中の化学物質、建材からの化学物質や暮らしの中の化学物質、電磁波やカビやほこりなど、複合的な視点で生活を見直す必要があると思っております。
一方、〇〇さえとっていれば大丈夫、〇〇さえしていれば健康、電磁波さえカットすれば問題ない、お家の中の化学物質のない自然住宅ならば大丈夫、など単一的な解決策にとらわれてしまっている方もおられます。
もちろん費用の問題もありますので全部を見直すことは難しいでしょう。
私は100%でなくても最初は10%でも20%でも全体的に少しずつ改善していかれることをおススメします。
例えば食べ物も毎食有機野菜で添加物も含まない食べ物に変えようと思いましてもできません。そうしなければ、と思うことで反対にストレスになるだけです。
毎食コン〇ニ弁当を食べているひとならば、たまにはカラダにやさしいお店で食事をしてみる、自炊をしてみる、その際に化学調味料は極力使わないでチャレンジしてみる。最初は1食だけでいいのです。少しずつ、少しずつご自身がストレスを感じない程度にかえていきましょう。
これ危険な食べ物じゃないの?と思いながらコン〇ニ弁当を食べるストレスよりも少しずつ変えていくことで心も健康になっていくのではないでしょうか?
その中でも電磁波環境については比較的簡単に対応できてしまいます。
ですので相談いただく方にはまずは電磁波測定してみましょうか?というお話をさせていただくことが多いです。
電磁波は目に見えません。SNSでは様々な情報が飛び交っております。
しかし基本を知ることで電磁波は比較的簡単に対処することができます。
電磁波につきましても、食べ物にしましてもSNSの情報は「根拠のある情報」かどうか?を見極めましょう。
またよくご自身ではどうしようもないことで悩んでいらっしゃる方がおられます。
携帯電話の電波などは家から一歩外に出れば飛び交っていますね。
またWi-Fiの電波。私の設計するお家はWi-Fiは基本的におすすめしませんが、Wi-Fiが気になるという方はご自宅のWi-Fiの電源を落としてみてください。これでお家に設置されたWi-Fiからの電波は防げますね。
しかし携帯電話の環境設定からWi-Fiの検索を行ってみてください。外部からWi-Fiの電波が入り込んでいることがわかります。
お隣さんやご近所さんにWi-Fiをやめてもらえますか?とお話しすることはできませんね。
このようにご自身ではどうしようもないことで悩むよりもまずは身近なお家の中の電磁波の対策をされてはいかがでしょう?とお話をさせていただいております。
家を建てたいけど 家をリフォームしたいけど
どうしたらよいかわからない方お応えします!
本物の木でつくる 「ナチュラルな暮らし」しませんか?
新井伸宏(あらいのぶひろ)
一級建築士、一級電波測定士
私の専門は、化学物質や電磁波を極力抑えた健康住宅ですが、暑さ、寒さ対策や耐震対策も得意です。
お気軽にご相談ください。
Tweet