血液からプラスチック微粒子の記事を受けて
弊社は独立してから、また独立する以前の設計事務所時代からお家に使われるプラスチックを極力使わない家づくりをしてきました。設計事務所時代を合わせますと25年前から、脱石油化学製品、つまりプラスチックは使わない家づくりをしております。
お家の中のプラスチック?と思われる方もおられるでしょう。
実はお家にはプラスチックが結構使われています。
例えば、代表的なところだけでも
給水管
給湯管
壁紙
床の材料
天井の材料
お風呂の湯船
などなど、一般の家にはもっとたくさん使われています。
その中でも特に私が気にかけているのは
給水管と給湯管
そして
お風呂
です。
特に飲み水や皮膚が接触するお風呂の材質には注意してきました。
壁紙もビニールクロスは基本的に使いません。
しかし当時は脱石油化学製品や脱プラスチックとお話ししましてもなにがいけないの?と言われることがありました。
当時はビスフェノールAと言われる環境ホルモンの影響。つまり男性の女性化や乳幼児の胸などの異常発達などを懸念していたことに加え、地球環境への配慮からこのような方針をとっていました。
いま、血液の中にもとの研究結果をうけ、もちろん家の中のプラスチックだけでなく、食べ物や飲み物、それらを入れる容器の課題が大きいとは思いますが、給水給湯管や皮膚からの侵入という考えからのお風呂の材質、壁紙からの揮発という視点も大切に思います。
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新井伸宏(あらいのぶひろ)
一級建築士、一級電波測定士
私の専門は、化学物質や電磁波を極力抑えた健康住宅ですが、暑さ、寒さ対策や耐震対策も得意です。
お気軽にご相談ください。
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