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続・シロアリの群飛がはじまる前に備えておきたいこと

日本は農薬が住宅に散布されている国
まだ4月だというのに最高気温が25℃を超える夏日が続き、例年に比べシロアリの群飛も早まる可能性があります。前回、群飛前に備えておきたいこととして、羽アリの見分け方や侵入させないための注意点について解説しましたが、今回は具体的な防除方法についてあらためてご提案します。
海外に比べ農薬の使用規制が緩い日本では、シロアリ対策においても未だ農薬由来の合成殺虫剤が当たり前のように使用されています。新築時だけでなく既存の住宅や駆除においても同じで、すでに住まい手が住んでいる状況にも関わらず、殺虫剤が平気で使用されているのが現状です。

ネオニコチノイド系農薬の人への影響についての報道


農薬由来の殺虫剤を使う限り、再処理は免れない
皆さんもご存じのとおり、農薬はネオニコチノイド系薬剤に代表される化学物質から作られており、成分ごとに残留期間が設定されています。残留期間は短いものは1週間程度から、長いものでは2~3週間以上のものもありますが、いずれにせよ私たちの口に入るまでを想定し、一定期間で残留農薬がなくなるように設計されています。
これらの成分を利用した殺虫剤も基本的には同じで、時間とともに殺虫効果は減少していき、いずれ効果がなくなります。数年毎に再処理をしなくてはならないのはそのためです。しかし、柱などの構造材が露わになっている新築時ならともかく、完成後は壁の中は見えなくなってしまい、きちんと再処理するとすれば都度相当な費用が掛かってしまうことになります。

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ホウ酸処理は、安心安全で効果が長期に亘って持続する
逆に、そうでなければ中途半端な処理しかできず、シロアリ被害に対する不安だけでなく、自分や家族の健康不安も残ることになります。実際に殺虫剤処理したことで、家族が化学物質過敏症を引き起こしたという事例は消費生活センター等に寄せられた問い合わせを見れば明らかです。
そこで、私たちが提案しているのが「ホウ酸処理」です。
ホウ酸は、天然の無機鉱物で殺菌効果があることから、昔から目薬や木製楽器の保存剤として使用されてきた歴史があります。もともと環境中にも僅かに存在しており、身近なところでは野菜やワイン、温泉の中にも含まれていて、塩分と同様、私たちにとって必須微量栄養素でもあります。

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全構造材処理ができるのはホウ酸だからこそ
しかし、人間に必要な栄養素であっても、シロアリを含む昆虫たちにとっては致命的な食毒として作用することから、海外では昔から農薬に代わる安心安全な防腐防蟻剤として使用されてきました。
天然の無機鉱物なので、合成殺虫剤のように揮発することがなく、有効成分が長期に亘って残存することから、雨に濡れてホウ酸が溶脱してしまわない限り、再処理する必要がありません。
何より、私たちの健康にとっても安心な材料なので、全構造材に処理することができ、羽アリが直接家の中に侵入してくるアメリカカンザイシロアリの対策を行うことができます。
既存の住宅であれば雨に濡れる心配がないので、住まい手が住みながら処理するにもぴったりなのです。

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羽アリが飛ぶ前に対策することが大事
そして、ホウ酸処理の方法にも「ボロンdeガード®」と「シロアリポリス®」の2つの選択肢を設けており、ケースバイケースで使い分けていただくことが可能です。2つの方法の詳細は、次回のブログで解説させていただきますが、早く知りたいという方は、下記のリンクからご覧いただければと思います。
いずれにせよ、羽アリが群飛してから対策するのでは手遅れになるかもしれませんし、群飛シーズンに入るとシロアリ防除工事に関する問い合わせが施工業者に殺到し、すぐに対応してもらえない可能性が出てきます。少しでも不安がある場合は、羽アリが飛びはじめる前に「シロアリポリス」にご相談ください。

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「ホウ酸処理」についてはこちらから↓
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「この虫、しろあり?」はこちらから↓
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「シロアリポリス」はこちらから↓
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日本ボレイト WEBサイト


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