相模原市『相武台の家』 完成 !
相武台の近く、小高い丘の上の分譲住宅地の一画に完成したこの家は、周囲の家と全くといっていいほど、外観、内観、素材感が違っており、サイディングが多い家並みの中、シラスそとん壁の土のような雰囲気が何気に良く目立ちます。建物が無事完成を迎え、これから数ヶ月後には、相模原市大野台の造園業者さんも入り、さらに自然で素敵な外観となります。
この家の1番の特徴といえば、相模原市の地産地消の仕組みを使ったこと。地元・相模原市は政令指定都市と言えども、北西部の緑区に多くの山や森を抱えております。ただ、すべてが整備されているとは言い難いのです。
それは、日本中どこも一緒で、機械が入らない山には手が行き届かないのです。その山の木を丁度いい間隔で間伐することで山が再生し、やがてその恩恵を私たちが享受出来ることになります。
切る→製材…加工する→利用する…建築する→植える…植林 山のサイクルです。そんな地元の木で作った
『相武台の家』。造園工事完成と家具が収まった頃には、再度写真撮影をお願いしようと思います。
リビングと大きなウッドデッキ間に設置した全開放サッシを開け放ち、庭の空気を思い切り吸いながら振り返ると、
そこには吹き抜けの上の2階に板張りの天井が大きく競り上がっていく様は爽快な気さえしてきます。
家の中でも外にいるように、思い切り深呼吸したくなる自然素材の住まい。
そんな無垢材と自然住宅は、ココロにも身体にも優しい。
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