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シロアリの羽アリシーズンへの備え~その4~

群飛シーズンが長い「アメリカカンザイシロアリ」
ヤマトシロアリの群飛の次は、イエシロアリの群飛がはじまります。イエシロアリは6~7月の風のない夕方から夜にかけて数千から数万匹の羽アリが一斉に飛び立ち、電灯の明かりなどに集まります。イエシロアリは関東以西の比較的温暖な場所に生息していますので、該当する地域にお住まいの方は、今後はイエシロアリの群飛にご注意ください。そして、ヤマトシロアリとイエシロアリの群飛が終わったとしても、引き続き注意しなければならないのが、外来種であるアメリカカンザイシロアリの群飛です。

アメリカカンザイシロアリの群飛はヤマトシロアリやイエシロアリに比べてシーズンが長く、一般的には6~10月、早ければ3月から、遅ければ11月頃まで群飛するようです。しかも、小規模ずつ何回も発生するのが特徴で、すでに被害が多発している地域の方は気が休まることがないのが実情です。今回はアメリカカンザイシロアリについて詳しくご紹介します。

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アメリカカンザイシロアリの羽アリ

一年中暖かい環境の中で繁殖を繰り返す
アメリカカンザイシロアリは、1976年に日本で初めて発見されたシロアリで、現在では地図で赤く示されている地域以外にも被害が広がっていることが予想されています。ヤマトシロアリやイエシロアリのような土壌に生息している種と違い、乾燥した木材でも加害することから住宅の屋根裏や窓枠などから侵入し、柱や畳、時には家具からも発生することがあります。木材に残っているほんのわずかな水分だけで生きていけることから、外敵がいない屋根裏、壁内、床下等の環境下で新たな女王がたくさん誕生し、繁殖力がどんどん増していきます。数年で被害は建物全体に広がってしまい、一軒の住宅にコロニー(巣)が数個から数十個もできてしまうことも珍しくありません。そして、それぞれのコロニーから羽アリが群飛することになります。小規模ずつ何度も発生するのはそのためです。暖房している室内では羽アリが一年中発生することがあるともいわれています。

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俵状をした糞粒を見つけたら早めに調査する
床下などに蟻道をつくって侵入してくるシロアリと違い、アメリカカンザイシロアリの被害を見つけるのは困難です。しかし、ただ一つ手掛かりがあります。それは、独特の糞粒を見つけることです。アメリカカンザイシロアリの糞粒は6つの筋が入った俵状の形をしており、しっかりとした質量があるのが特徴です。アメリカカンザイシロアリは、営巣する際に木材に穴を開けて中に入っていきます。そして、蹴出し穴と呼ばれる穴を開け、糞粒を出します。巣が大きくなると糞粒の量が増えていき、落ちた先に溜まっていきます。屋根裏や窓枠の下などにケシの種に似たこの糞粒を見かけたら、アメリカカンザイシロアリによる被害を調査されることをおススメします。とはいえ、アメリカカンザイシロアリの被害が確認できたとしても、駆除するのはそれ以上に大変です。ほとんどのシロアリ防除業者はお手上げです。なぜなら、アメリカカンザイシロアリの被害は、ホウ酸を使わない限りほぼ無理だからです。

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アメリカカンザイシロアリの糞粒

アメリカカンザイシロアリの防除は「ホウ酸」一択
アメリカカンザイシロアリを駆除するためには、壁の仕上材を剥がすなどの作業をしながら、柱や梁などにできたコロニーを一つ一つ潰していかなくてはなりません。したがって、駆除費用は莫大な金額になることが多いのです。そして、家中に広がった被害に対して合成殺虫剤を使っていては、今度は住まい手自身の健康を害することになりかねません。実際に屋根裏に合成殺虫剤を使って駆除した家で、2階に人が住めなくなってしまったという笑えない事例があり、結局そこまでしても被害を食い止めることはできませんでした。そんなアメリカカンザイシロアリでも、ホウ酸を使えば対策することが可能です。新築時にボロンdeガード®の全構造材処理を行うのはもちろんですが、既存住宅でもホウ酸ダスティング処理を行えば対策することが可能です。

アメリカカンザイシロアリに対する備えは、ホウ酸処理を得意とするシロアリポリスにお任せください。

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