りぃちゃん、タカラスタンダードに行く〈システムバス〉断熱材で、ぽっかぽか
「ざぶ~ん」と、浴室に響く音。
敷田さん/りいちゃん、湯加減どう?
りいちゃん/ふう~、ぽっかぽか! 今日、お外寒かったから、とけちゃいそ~。
敷田さん/あら、体が凍っちゃったみたいね。
りいちゃん/このホーローのお風呂って、お湯がず~っとあったかいの?
敷田さん/ほかのお風呂よりね。その秘密は、ホーロー以外にもあるのよ。
りいちゃん/う~ん、お皿みたいに、ツルツルしてるから?
敷田さん/だから、カビがつかずに洗いやすい…
でも、あったかいのは、他の理由。ヒントは、宇宙。
りいちゃん/夜、みんなが眠った後、このお風呂さんは、お空を飛んで、
お星さまの光を集めるから!
敷田さん/まあ、ロマンチックなこと。でも違うの。
ロケット(スペースシャトトル)が
冷えないようしてるワタ(硬質発砲ウレタン)でくるんでるからよ。
りいちゃん/宇宙って、寒いの?
敷田さん/すご~く。 りいちゃんなんか、一瞬で氷になっちゃう。
りいちゃん/大丈夫よ、このお風呂に乗っていくから。
敷田さん/どうやって動かすの?
りいちゃん/ペルが、サンタさんのトナカイみたいに、ひいていくの!
ペル/それは、無理だワン!
(文責/ライター・上田隆)
※この物語はフィクションであり、実在する人物とは関係ありません。
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