お部屋を明るくしたい、雰囲気を変えたいとお考えの方に
【お部屋を明るくしたい】【お部屋の雰囲気を変えたい】とお考えの方はいらっしゃいますか?
ひとの目は自然な姿勢をしたときに水平よりも約10~15度下がみえるようになっているそうです。
一般的にお部屋の中に入った際に目に入る床・壁・天井の比率は、天井10%(1割)、壁60%(6割)、床30%(3割)と言われるのは、このひとの自然な視線によるところです。
既に答えを書いてしまいましたが、いまの日本の住宅はマンションも含めて天井に照明器具をひとつ設置しているお家にが多いと思います。
天井に照明器具をひとつ設置しますと壁や床をまんべんなく照らしてくれますので非常に効率的ではありますが、もしもお部屋が暗いな、と感じておられる方がおりましたら、もちろん光量を高めることも一つですが、ぜひひとの目に入る割合の多い壁に焦点を当てて照明器具を追加してみてください。
まずはお金をかけずに、お家にあるデスクライトや
お安く購入できるクリップライト
を購入してよく目にする壁に光を当ててみてください。
雰囲気が変わると思います。
スタンドライトなどを利用するのも一案でしょう。
ただし気をつけていただきたいことは『地震』と『火事』です。
スタンドやデスクライトは地震の際に倒れることがあります。電球が割れて怪我をする場合もあり得ます。気をつけましょう。
またコンセントに接続して使用するライトは、知らず知らずのうちにほこりを集めてしまい、コンセントから出火して火事を引き起こす場合もあります。
こまめに掃除をするなど気をつけてください。
そしてリフォームや建て替えの機会があるときに、照明器具を天井にひとつつけるのではなく、いろいろと考えてみてください。
私の設計ではできるだけ費用をかけずに効果を期待してライティングレールを設置してスポットライトを使用することが多いです。
ライティングレールを目立たないところに設置して、レールのお好きなところにライトをつけていただいたり、向きも自由にできますし、暗ければ照明を追加することができます。またスポットライトだけでなくペンダントライトをつけることもできるので私はよく使用します。
後付けでも天井に取り付けできるライティングレールもありますのでご興味がありましたら電化製品店さんを覗いてみてください。
お家の照明は天井にひとつというお家が多いと思います。
少しだけ工夫することでお部屋の雰囲気は大きく変わります。
ぜひお試しください。
家を建てたいけど 家をリフォームしたいけど
どうしたらよいかわからない方お応えします!
本物の木でつくる 「ナチュラルな暮らし」しませんか?
新井伸宏(あらいのぶひろ)
一級建築士、一級電波測定士
私の専門は、化学物質や電磁波を極力抑えた健康住宅ですが、暑さ、寒さ対策や耐震対策も得意です。
お気軽にご相談ください。
Tweet